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不思議の国ニッポンのアリス

時事問題のブログです。他にもアート関連のブログをやってます。http://hayanosuke2.hatenadiary.jp/ このブログの写真はすべて著作権フリーのものを使用しております。

アルバイトをひたすら募集し続けるニッポン企業

今日私は、買いたいと思ったものがあり、ある店に出かけた。

目当ての商品は無かったが、前々から買おうと決めていた商品があった。

その商品にはサンプルが無く、中身を見て確かめたいと思い、店員を呼んだ。

「すみません、この商品の中身を見たいのですが、開けていいですか?」

彼は言われたことが分からないように耳を近づけた。いかにも鈍そうな男の店員だった。

日本人である以上、日本語が分からないはずはないのだが、何度も言わないと内容を理解できない人は少なくない。中国人が「日本人はトロい」と嘲るのはこのあたりにあるのだろう。バカにされてもしょうがない気がする。素直さに欠けているのだ。

2度目にようやく内容を理解した店員は無言でノロノロとパッケージを開け始めた。破らないように注意して開けていたが、ボトっと下に落とすことは避けられなかった。

ようやくパッケージを開けた彼は、黙って商品を自分に差し出した。私は商品を確かめ、「ありがとうございました」と言って返した。彼の態度でもう買う気は失せていた。

彼は何も言わなかった。

私は彼の態度に対し怒っているわけでもなければ、店に苦情を言うつもりもない。(そういう歪んだ正義感の持ち主はいるが)彼はアルバイトであり、給料だけでは生活ができないほどの低賃金なのだ。自分が苦情を言えば、店は彼を責めたて、クビにするかも知れない。そうして他の人を雇い、またその人が同じ態度で接客するのだ。

彼からすれば自分が買えない商品を買っていく客が妬ましくないわけはないし、商品が売れても売れなくても構わないのだ。だから愛想良くもしないし、話もしないのである。店員があまりに貧乏くさいと客としては買う気も起きないことを私は今日発見した。

従業員をそういう心理に持ってゆく企業の経営というのはどうなのだろう?極限までコストダウンし、必要な人員も揃えず、慢性的な人手不足で、ひたすらアルバイトを募集し続ける。その結果サービスの質が低下し、客の購買意欲を奪っているのだ。

コストダウン 人を切り捨て 客も切る

 

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